廻船問屋の残る古い町並み
7月20日に富山市の北部地区にあります岩瀬地区に出掛けました。
昨日、SILVIAおじさんは公休日でした。( ̄ー ̄)ニヤリ。
大型台風6号が富山県に最も近づいていた時間に自宅を出発致しました。
全国各地では台風の被害に遭われた地方もあったようですが、富山市内は台風一家でしょうか青空が広がっておりました。
岩瀬地区は江戸時代には北前船が寄港する交易地として繁栄しました。
又、近年は富山市の港湾の中心として、又、富山市を代表する漁師町として廻船問屋の町並みが残り、往時の面影を現在にとどめています。
岩瀬地区を代表するお祭りに岩瀬曳山祭りが毎年5月の17日、18日に開催され大勢の方が見物に訪れます。
大阪のだんじり祭りのようなスピードで双方の山車を正面からぶつけ合います。
相手の山車を壊そうと必死に引き合います。“岩瀬のけんか山車(やま)”と呼ばれています。
近頃は警察の厳重な監視の元で決められた場所のみで山車のぶつけ合いは行われております。
岩瀬地区は、この“けんか山車”や漁師町のイメージからか、私のように富山市の他の地区に住む者には岩瀬は怖い (^-^; との印象を持つ者もおります。(言い過ぎたかもしれません。)
5年前に富山ライトレールが開業し岩瀬地区が注目されるようになりました。
岩瀬地区には旧廻船問屋の建物が残り、古い町並みが現在も整備されています。
富山市には町並みで観光客を呼べる町は、おわら風の盆の八尾の坂の町しかないと私は思っていました。
岩瀬がこのような素晴らしい町並みを持っているとは、富山市内を知り尽くしていると自負しているSILVIAおじさんでも知りませんでした。Σ( ゜Д゜)ハッ!。
これまで岩瀬地区を訪れたのは、デジイチで写真を撮り始めてから5回目になります。
日曜日を中心に少しづつですが観光客が増えてきているように思います。
今回の撮影中には、私のようにデジイチを持ち岩瀬の町並みを撮影している方が2人おられました。(o^-^o).
この岩瀬の町が全国から観光客をお招きするには、最低でもまだ10年以上の整備の時間が必要なのではと私は思います。
観光客をお招きできる観光名所が少ない富山市に住む者として岩瀬地区には大きな期待を持っております。
7月30日に岩瀬まつりのイベントが岩瀬カナル会館で開催されるとのポスターがいくつも掲示されていました。
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