県境の花の寺“石楠花編”
今年のGW中の5月4日に撮影しました。
この寺のことを教えてくれたのは、今年の初めに亡くなった同僚であった。
あれは平成21年の暮れだったように思う。何かの機会に彼から「新潟県との県境に“花の寺”があるのを知っていますか」の言葉であった。それまで、この寺のことは聞いた事もなかった。翌年の雪解け後に出掛けたのが最初の訪問であった。その後、この寺の素晴らしさに魅了され、年に数回出掛けている。
その寺の名前は朝日町境の“仁王山 護国寺”
この本堂の裏側に広がっている庭園が、護国寺の最大の魅力です。
今年は石楠花(シャクナゲ)が満開の時期を狙って出掛けてみた。いつも富山市から一般道を約1時間半近くかけて出掛けて行く。朝日町境には、関所跡や海沿いの古い町並みが残っている。近年、地元では観光客を呼び込もうと積極的な活動を行っている。
山門から階段を登り、振り返ると日本海が直ぐ近くに見える場所に護国寺は建っている。日本海とお寺とお花がいつも迎えてくれる。
庭園としては小ぶりの敷地であるが、その後ろにある自然の山を借景しており、奥行きの深い庭園を楽しむことができる、回遊式庭園である。石楠花、ツツジ、サツキと庭園を彩る花が続き、その季節毎に訪れる者を満足させる。
石楠花を楽しむなら護国寺の庭園が富山県内では最高ではないだろうか。又、庭園としても護国寺庭園は県内で三ッ☆ではないだろうか。
今年の5月には地元新聞が発行する冊子の庭園特集に護国寺庭園が表紙として掲載されていた、庭園として最高ランクの証であろう。
この庭園は昭和40年頃、当時の住職さんがご自身で造り上げた庭園だと資料を目にし驚きに堪えなかった。又、こんな素晴らしい庭園を管理し、更に無料で開放している護国寺関係者と地元の方々に頭が下がる思いだ。
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