時間がゆっりと流れる町・生地
昨年、地元新聞の記事に「全国で最も魅力的な市町村は何処?」のネットでのアンケート結果(対象は全国の1,000市区町村)が取り上げられていました。
その結果は、北海道の函館市や札幌市、そして京都市が全国での上位となっていました。
富山県内では、県庁所在地の富山市を抑えて黒部市が一番になっていました。
それでも知名度は全国では30番台で、富山市が60番台、その他の市町村は100番までには入っていませんでした。
黒部市が県内で一番であったのは、やっぱり当然かなと思います。
かなり昔になりますが映画「黒部の太陽」で全国的に知られ、現在では立山黒部アルペンルートの黒部ダムや黒部峡谷、宇奈月温泉やトロッコで知られています。そして世界のYKKもあります。
黒部市は、本当に魅力溢れる市だと思います。
北陸新幹線の新黒部駅が設置され黒部には多くの観光客が入ってきます。
黒部市は富山県NO.1の観光地へと発展して行くと思います。
今回、ご紹介するのは黒部市の山側ではなく、海沿いの町の生地です。
黒部市生地は、いろんな魅力を持っている町です。
旋回可動橋、海底地下道、黒部の名水・清水、魚の駅「生地」・・・。
そして生地は日本の名水百選、日本の夕日百選、未来に残したい漁村の歴史百選、にほんの里百選・・・と多くの百選に選ばれている町でもあります。
7月26日に生地を訪れた際には、週末に行われる海上花火大会の提灯が浜沿いに飾られていました。
残念ながら仕事で見に行く事はできませんでしたが素晴らしかったようですね。
生地浜と生地台場です。
多くの魅力がある町ですので4回に分けて紹介させて頂きます。
今回は、生地の「漁師町の路地」を紹介します。
訪問した日は子供達の夏休みが始まっており、家の中から子供の声が聞こえてきました。
漁師町ですので、路地を訪れた時間には漁を終えたお父さん達も自宅で休んでおられ、歩いた住宅街は日曜日のようにも感じれました。
生地こそ“にほんの原風景”が残る町と思います。
この町を訪れると
「時間がユックリと流れている。いや、時間が止まっている感覚」 を持ってしまいます。
日頃、富山市のゴチャゴチャした、慌しく感じてしまう中で生活しているので、そう思えるのかもしれません。
(路地の写真は7月26日に撮影したものと昨年撮影しましたものを用いています。)
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