「富山まつり」とお小夜伝説
8月第一週の週末、富山県内の各地でイベントが行われていました。
「じゃんとこい魚津まつり」「新湊まつり」「高岡七夕まつり」「富山まつり」、小矢部や伏木・・・では花火。
全部出掛けたいけど、町内の納涼祭もあるしね。もう少し分散して欲しいよね。
夏のイベントに出掛けてみた私の感想です。厳しい感想書いてるよ。地元の「富山まつり」です。
今年の「富山まつり」は8月3日~5日まで富山城址公園を中心に開催されます。
8月3日の夜6時30分から行われた「民謡踊りの夕べ」から富山まつり開幕です。
昨年の富山まつりの記事「よさこいの聖地なの富山は?」です。よろしかったらご覧下さい。
http://silverman1022.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/86-f282-1.html
ここから厳しいこと書くね。感想は厳しいけど文字は小さくしてあります。
「富山まつり」のメインイベントは「よさこい富山」だけど、
一生懸命に頑張っている人には申し訳ないけど、「よさこい」は暑い夏には見たいとも思いませんね。
“よさこい富山”は、そろそろ規模縮小したら、富山市の皆さんの大多数の気持ちじゃないでしょうか!
“よさこい”よりも、民謡の方が随分良かったよ! 観客が少な過ぎるのが申し訳ないほど・・・
。
富山城址公園の特設ステージで越中おわら節、五箇山こきりこ、麦屋節・・・。
富山市民謡連盟「和らぎ」の皆様約100人ほどでのステージでしたが良かったですよ。
写真は五箇山民謡の「お小夜伝説」だそうです。ユーモラスな踊りで最高でした。
「お小夜伝説」は奥能登から五箇山にかけての各地域にあるそうです。
その昔、能登輪島出身のお小夜は、五箇山小原(上平)に流されてきた遊女だったそうです。
流刑の身でありながらも、流刑小屋ではなく土地の庄屋へ預けられ自由に外出することができました。
美人で芸達者だったお小夜は、持ち前の芸を活かして村人達に三味線や唄や踊りを教え村人達の
憧れの的となりました。その後、お小夜は吉間という村の青年と恋仲となり、彼の子を身籠ったそうです。
罪人の身で妊娠したことが藩に知れると村人に迷惑がかかると思い悩んだ末、お小夜は庄川に
身を投げたそうです。
小原地区には、五箇山民謡の恩人のお小夜を偲んで村人たちが建てた「お小夜塚」があります。
NIKON P310撮影
悲しい恋の伝説ですが、民謡はそんな悲しい踊りには見えなかったけどな!
「お小夜伝説」素晴らしいと思っていたら、今年、富山県を代表して日本武道館で披露されるそうですよ。
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本当ですね、少し分散して欲しいですね
まぁ、夏祭りをやる時期が重なることはしょうがないですね。
イベントになればヨサコイやらせときゃいいやとか、獅子でも舞いときゃいいやという安易さが好きではありません。
じゃんとこい麦屋は百歩譲っていいとしても、なんで富山にはこんなに素晴らしい民謡や芸能があるのによその祭りをリスペクトしなくてはいけないのか?
でも、ヨサコイはもうスポーツみたいに普及してますから無理もないのでしょうかね。
投稿: おっぺら | 2012年8月 6日 (月) 21時28分
おっぺらさん

我が町内の納涼祭は2年前まで、お盆の後でした。
それを昨年から、8月の第一(日)に変更したんですよ。
この忙しい時期に、そして私は町内会の青年部会部長です。
街の町内会、超高齢町内で青年部も活動するのは5人ほどで、お休みすることは許されません。
今年は、ヨサコイは見に行きませんでした。
でも自宅にいても西町のヨサコイの音が聞こえてきます。イライラ!
誰かヨサコイを止めさせて欲しい。なんでヨサコイに賞金なんか出すんだよ!
投稿: SILVIAおじさん | 2012年8月 6日 (月) 21時53分