富山城址公園「千歳御門」
富山城は、天正18年(1590)頃に加賀金沢藩・前田家の持城となりました。寛永16年(1639)加賀金沢藩の三代藩主・前田利常の次男・利次が10万石を分与され富山城に入城。初代の富山藩主となり、以後232年間、富山藩主前田家13代の居城でありました。
ただ、私たち富山市民に富山城というと、やっぱり「佐々成政」のイメージの方が強いよね。
廃藩置県後、赤祖父家に払い下げられていた富山城の唯一の遺構である千歳御殿門が赤祖父(あかそふ)氏のご好意により130年ぶりに富山城に戻ってきました。
千歳御門は、富山藩10代藩主の前田利保が隠居後に過ごした千歳御殿の正門です。嘉永2年(1849)に建造され、明治期に富山市米田町の赤祖父家に移築されました。
以前から撮影していたいと思っていました「千歳御門」・・・残念ながら、いつも門が閉じられていました。それが、この日は夜なのに門が開いているではないですか・・・初めての撮影
でした。
千歳御門の先で長~いこと続いている公園整備工事ですが、中に入ると既に工事終了した遊歩道が、富山城入り口へ、そして城址公園中心に向かってライトが誘導しています。
暗くて整備中の公園全体を見ることは出来ませんでしたが・・・。エッ!長~い工事期間を掛けて芝生公園を整備してたのかい! COOLPIX P310撮影
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こんばんは。
昨年、富山城探訪という本を読んで、
この門が富山城の現存する唯一の建物と知りました。
門が開いているのは、はじめて見ました。
投稿: morimoridx | 2012年10月 8日 (月) 22時41分
morimoridxさん
この門が、この場所にあるだけで軽かった富山城に重みが生まれたように感じました。
何としても次の世代に残していかなければならない富山の歴史遺産ですね。
でも、どうして門が開いていたのでしょうか!
投稿: SILVIAおじさん | 2012年10月 8日 (月) 22時58分