グッバイ昭和「まるで映画のセット」

富山駅の新幹線の改札を抜けて３分ほど歩くと白地に赤く「シネマ食堂街」と書かれたレトロな雰囲気の通りに出会えます。

北日本新聞に５月３１日でシネマ食堂街は再開発ビル建設のため営業を終了するの記事が『グッバイ昭和』として紹介されていました。
『出張で来られたサラリーマンがカメラのシャッターを切り、関西弁の若い方が「こんなところがあるんやな」と話しながら歩いていた。』・・・本当にその通りです。

５月２４日、新聞に『今も残る映画館でコンサートが開かれる』書いてありましたので出掛けて行きました。でも私には「シネマ飲食街」を懐かしく語るほどの想い出ががなかったから映画館に入るのは遠慮しました。

現在でも幅２ｍほどの路地には居酒屋、すし、天ぷら、北京料理などの１０軒の飲食店が営業を続けています。

シネマの名前の通り、２階では約１００席の座席を持っている映画館が２００７年まで上映をしておりました。

私が高校生の頃には成人映画を上映しておりましたが、この看板の先には「大人の世界」がぷんぷんする・・・近付けない場所でした。・・・続く。