越中城端で観た見事な「曳山」
今年のGWには、5月1日に「高岡御山祭」、3日に「八尾曳山祭」、そして5日に「城端曳山祭」へと出掛けて行きました。
城端曳山祭りが行われました越中城端は、秋には民謡「むぎや」で県外からも訪れる人がおられる山間の町です。「越中の小京都」と呼ばれることもあります
。
毎年5月5日に開かれる「城端曳山祭」は前日に宵祭が行われる歴史あるものです。今年、高岡御車山祭、魚津のたてもん祭と併せてのユネスコ登録を目指しています。
小さな曳山祭りと思っていたから人出は少ないだろうと思っていたけど、臨時駐車場の城端小学校のグランドには半分以上も車が!
県内の曳山祭り観て来ましたが、城端の曳き手の皆さんが最も高齢化しておられました。城端曳山はスピードも、腕力もそれ程必要ないようだけど、本当にお疲れ様でした。
立派な彫刻で飾られた曳山を持っている旧町の曳山祭り。6台の曳山が男衆に曳かれ町なかを巡行します。
初めての「城端曳山祭」でしたが、見事と思えるほどの「曳山」と意外と思うほどの「人出」でした。
大型観光バスが一台止まっておりましたので県外観光客さんも来ておられたようです。
もう少し見物客さんが増えたら・・・「むぎや祭り」と差がなくなるだろうなと思うほどでした。 ・・・続きます。
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各地の曳山祭り、この時期に開催されるんですね?。
田舎になればなる程、お祭りを維持するのは大変なんでしょね。
投稿: しゅうちゃん | 2016年5月 8日 (日) 16時45分
しゅうちゃんさん
5月はこの後は伏木と岩瀬の港町で「けんか山」が行われます。
6月に入りますと農村の庄川、津沢、砺波で行灯を着けた夜高の「けんか」が行われます。
お祭りに関わる人達は伝統を継承するよりも、皆さん楽しんでおられますね。
でも郊外に行くほど関わる人達の高齢化が進んでいて、激しい動きは難しいでしょうね。
投稿: SILVIA おじさん | 2016年5月 8日 (日) 18時59分
こんばんは。
城端の曳山も良さそうですね。
こちらの曳山は、木遣か民謡を歌いながら曳くのでしょうか。
投稿: morimoridx | 2016年5月 8日 (日) 19時03分
morimoridxさん、こんばんは。
城端の曳山は初めて観たのですが、曳山を曳く男衆はその作業だけになります。
曳山とは別に庵屋台がおりまして(次の記事にしております)、紋付に袴の男達が屋台のなかで笛、三味線を弾きながら個人宅を周ります。個人宅前で庵唄を披露して行きますので主役は屋台の方と感じました。庵唄が披露されている間は曳山を曳く男達は待っているだけとなります。
普通は曳山の下に、笛や三味線などの方が乗るスペースが設けられておりますが、曳山を少しでも小さく軽くするための、坂の町の工夫かも知れないですね。
投稿: SILVIA おじさん | 2016年5月 8日 (日) 20時16分
風は強かったもののGWは比較的天候に恵まれましたね。
城端の曳山も、八尾の曳山も豪華な彫刻と彫金がすばらしいですよね。
庵屋台が独特ですね。
少し勇壮さと賑やかさには欠けるかもしれませんが、それを売りにしているわけじゃないですからね。
典雅な趣がありますね。人も少なくゆっくりと間近で見られますからいいですね。
投稿: おっぺら | 2016年5月 8日 (日) 23時01分
おっぺらさん
見物客が多いのに本当に驚いてしまいました。
もう少し増えれば「むぎや祭り」と比べても大きくは違わないと思います。
私は、むぎやよりも曳山祭りの方が楽しめたと思っておりましたが、うちの奥さんも同じ意見でした。曳山に関わっておられる方達が、男性ばかりで女性や子供がいませんでしたので、尚更ですが歴史を感じたのだと思います。
狭い路地を抜ける際に、頂上部のの屋根が可動式になっているのが驚きでした。
八尾は民謡では城端を大きく引き離していますが、曳山では城端に先を行かれていますね。
投稿: SILVIA おじさん | 2016年5月 8日 (日) 23時41分